こんにちは、資格リッチです。この記事を書き始めて、この本の正しい読み方がわかった気がします。「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」。
タイトル通り、リストを作って人生を楽しもうというものです。例として挙げられているリストをいくつかリストしてみますね。
- 持ち物をシンプルにするためのリスト
- かけがえのない瞬間のリスト
- 心の本棚リスト
- 心地よくなれる音楽のリスト
- 「夢」を育てるリスト
- 一目惚れリスト
- ・・etc・・
実は読んでいて、とっても物足りなかったのです。表現は上品すぎるし、リストは項目が具体的にあげられていない感じで。マニュアル世代には具体的にこのリストはこんな風に書く!みたいなのが欲しいんですよね。
この本はどちらかというと、「持ち物をシンプルにするためにリストをつくるとよいですよ。あなたならどんな持ち物を選びますか?」とみたいな問いかけなんです。読者は考えることを求められる。「○○のリスト」という”お題”を与えられて、それに答える感じです。
ちょっとやってみますか、”人生を楽しむための資格リッチの趣味のリスト”。
- ガンプラをつくる
- デジタルガジェットで遊ぶ
- 女性のポートレートを撮る
- 神社巡りをする
- 美術展に行く
- 資格を集める
- 女子と美味しいものを食べにいく
- ボートでクルージングする
- ジムで体を鍛える
- ヨガで心を穏やかにする
- 時折マラソン大会に参加する
- 投資をする
ええと・・・、これシンプルなリストかな・・・。
おっほん、仕切り直して、リストを考える過程で、不要なものが削ぎ落とされるから、シンプルリスト、ということですね。断捨離とか侘びとか寂びいった考え方に通じる感もありますが、著者はフランス生まれのドミニック・ローホーさん。他に「シンプルに生きる」とかの著書があります。
ただまだ煩悩多き僕はシンプルにはなれないかも・・・。
2017年5冊目:「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」
ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)[Kindle版] | ||||
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