こんにちは、資格リッチです。先週、1級小型船舶免許取得のためのステップアップ講習を受けてきました。
1級免許チャレンジの経緯はこちら
・【船舶免許】やられた、船舶免許の更新月は誕生日ではありません
木曜免許失効に気づく→翌金曜講習申込み→日曜ステップアップ講習受講と、むちゃくちゃテンポよく講習にたどり着けました。スクールに電話かけた翌々日にちょうど講習の空きがあったので滑り込めたんです。
今回ステップアップ講習を受けたのはJR東神奈川駅が最寄りのUYフラッグ。僕が年1,2回レンタルボートを借りるところです。
UYフラッグから望む横浜港
ステップアップ講習といってもこれを受けただけでは1級免許はもらえません。国家試験を受けないとね。あくまで受験対策講座という位置づけです。
料金は37,000円。講習料のほかに国家試験料と申込みの代行手数料を含みます。ホントは代行頼まないで自分で手続きして費用浮かせたかったんだけどね。結局言い出し損ねた。
講習は9時から17時まで1日みっちりでした。1時間の昼休みはあります。
参加した回は僕のほかに3人。みんな2級を経ずに直接1級を受ける人達で、前日2級の範囲を受講していたそう。というわけで僕だけ新参者。しかし直接1級受験なんて、みんな勇気あるなぁ。
さてこちらが今回使用したテキスト。ヤマハのマリン事業部が出してるものでした。
これは問題集。小型船舶教習機関というところが編集してるらしい。
講師はUYフラッグの外部からきた講習専門の人でした。
午前中はテキストを使って1級の試験範囲の上級運行Ⅰ、上級運行Ⅱの座学。こんなことを学びます。
上級運行Ⅰ
・航海計画
・チャートワークの基礎
・航海計器
・救命設備・通信設備
・気象と海象
・潮汐・潮流
・海流
・荒天航行
・海難事例
上級運行Ⅱ
・エンジンの基礎
・系統別保守整備
・機関故障時の対処
試験にでるところは、先生が”アンダーライン”と強調してくれるので、テキスト丸暗記は必要なさそう。独学にはない対策講座のいいところです。
そして午後は講習のメイン、海図を使ったワークです。これがなければ独学受験も考えたんですけどね。1級船舶で一番難しい部分だと思います。
練習用の海図に三角定規、デバイダー、コンパスを使って線を引き、航海距離とか時間と船位とかを導く、とっても船乗りらしいことをやります。使う単位は緯度に経度、海里にノット。潮に流されて・・・、なんて問題もあります。最初は難しかったけど、やってるうちになんとか理解できました。
海図ワークのあとは問題集を少しやって1日終了。試験当日70分試験時間のなかで、海図問題は最後にやるようにと指導受けました。こうゆうノウハウは大事ですね。
最後に試験日を各自決めるのですが、僕は2週間後に設定。短期集中で挑みますよ。この夏に1級免許手にして海にでるのだ!