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Channel: 大人の資格術 - 合格(モテ)るあなたのつくり方
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老後破産しないためにセミナーに行ってきた

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こんにちは、資格リッチです。

巷では「下流老人」とか「年金破綻」とか「老後破産」とかのキーワードをよく目にします。でも資格リッチが目指すのは「定年楽園」な幸せな老後。予測できる不幸は手を打っておくのが大人というものです。

ということで昨日は”マネーの会”というところが企画した「老後破産しないためのお金の話」というセミナーに行ってきました。この会は友達がマネー知識の啓蒙のために行っている会で、金融商品とか売りつけられることもない安心の会。ブログを読んでる皆様もご心配なく(笑)

今回の講師は久留米大学の塚崎公義教授。実は教授とは別の食事会で面識あったので、気楽な知り合いの感覚があったのですが、あとで聞くところ東大法学部を出て日本興業銀行に入行して、その後大学教授って、スーパーエリートじゃないですか。僕なんかが話を聞いていいんですか、と思ってしまいますが、とてもフレンドリーな方です。

老後破産しないためのお金の話
今回のレジュメと副読本

セミナーでは老後のリスクは「長生き」と「インフレ」である点、資産運用の前に生活を見直す必要があるという前提があって、インフレに備えるためにはどうするべきかが語られます。

年金を軸にした老後の設計が今回のセミナーの大事な点です。
まず年金は給付が5割から7割に減るという見通しもあるけど、それでも当てにしてよいのではということ、死ぬまで貰い続けられる点は公的年金の一番大きなメリットであるという点になるほど。

年金受取は繰り下げ受給して70歳受け取りにするとよい(根拠は略)、そのためには◯◯したほうがよく、サラリーマンは65歳時点で◯千万円必要なんだよ、なんてあたりが、今回学んだ点かな。(一応キモの部分はセミナー主催者と先生に悪いので伏せ字にしてみました)

あと自宅は購入するべき、大家さん業は避けたほうがよい、なんてあたり、賃貸派の僕は向き合わなければならない点。定年後、家賃がかからない生活基盤は必要です。

女性正社員は出産退職せずに身分を死守しないと生涯所得、リスクへの備えがまったく違うなんてことも、今度後輩女子とかに教えてあげよう。

ただ「老後をそれほど悲観する必要はない、悲観論の方がウケるから目立つんだよ」、ということが、一番大事な学びだったように思います。

セミナー翌日の今日は、副読本だった塚崎教授の著書「老後破産しないためのお金の教科書」を読んで復習。セミナーで伝えてたことは本の中に詳しく書いてありました。老後資金の具体的なシミュレーション例もありますから、豊かな老後を送りたい人は考えるキッカケとしてぜひ読んで欲しいですね。

老後破産しないためのお金の教科書―年金・資産運用・相続の基礎知識

塚崎 公義 東洋経済新報社 2015-11-06
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                                       by ヨメレバ


【資格リッチ的まとめ】
資産運用にしても年金にしても相続にしても、お金に関わる社会制度はとにかく複雑。専門家がどんなに優しく話してくれても、それを理解できる自身のキャパシティは必要かな。その意味で今回はFP技能士2級の勉強が役立ちました。この社会とうまく付き合っていくには、僕達の不断の勉強が必要ですね。


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