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Channel: 大人の資格術 - 合格(モテ)るあなたのつくり方
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読書メモ「ライフシフト」 人生後半の生き方を考える

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こんにちは、モテ資格研究家 資格リッチです。

 

2017年1冊目の読書は「ライフシフト 100年時代の人生戦略」。年の初めに今後の人生を考える上で正解の本でした。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

リンダ グラットン,アンドリュー スコット 東洋経済新報社 2016-10-21
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by ヨメレバ

 

100歳の寿命、60歳過ぎの定年、消えゆく年金。従来型の老後の設計がくずれる今、どうゆう人生戦略を描くか。老後が長いということは決して不幸なことでなく、自由にできる時間が増えるという前向きな提案が光ります。

 

この本では1945年、1971年、1998年生まれの架空の人物の人生をシミュレートしていて、自分に照らし合わせて考えやすかったです。つまり親世代、自分世代、子世代ですね。

 

親世代は教育時代、仕事時代、老後、という3つのステージで生きて行くテンプレートがあった。自分世代は仕事時代と老後の境が揺らいで、親世代の真似ができなくはないが、長い老後を考えると真似しにくくなっている。子世代にいたっては真似ができない、という提言しています。

 

ではどうしたらいいか。自身が時期に応じて変わっていくしかないというのが結論。そのために自分のもつ資産を人生の複数訪れるステージに応じて増減させつつ生きて行くこと。この資産の提案(考え方)がこの本のキモじゃないかな。

 

ここでいう自分資産とは以下のものです。

・生産性資産(評判、知識、職業上の人脈)

・活力資産(自己再生の友人関係、健康、人生のバランス)

・変身資産(多様なネットワーク、自分についての知識)

・有形の資産(貯蓄、マイホーム)

 

活力資産や変身資産という耳慣れない言葉の意味は、本を読んでもらうのがいいでしょう。100年の人生のなかで如何に戦略をもって変身することができるか、これが大きなテーマです。資格ライフプランナー 資格リッチとして、自分も考えたいし、人にも伝えていきたいと思った本です。

 

2017年 1冊目 : ライフシフト


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