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【資格ライフ】個人番号カードを使って確定申告をやってみた

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こんにちは、資格リッチです。

 

今年に入って個人番号カードマイナンバーカード)を作りました。理由はネットで確定申告をやってみたかったから。マイナンバー実務者検定ホルダーとしては、マイナンバーカードを使いこなしたいという見栄と好奇心の産物だったりもします。

 

1月に個人番号カード交付申請書をポストに投函すること1ヶ月、役所からカードができたから取りにくるように通知がありました。無事確定申告の期間前に個人番号カードを手にしました。以前は数ヶ月待ちだったから、交付も早くなったものです。

 

あとネットでの確定申告に必要なのがICカードリーダーライタ。家電量販店で買いましたが、安いのは2000円くらいから。僕はちょっと高くてSuicaとかEdyも使えると書いてあるソニーのPaSoRi(パソリ)を購入。およそ2800円(税込)でした。個人番号カード取得の手間とカードリーダの購入費用がネット申告を始めるためのコストですが、これを上回るメリットがあるかは、微妙なところ。

 

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
by カエレバ

 

必要なものが揃ったところで、いざ確定申告。今回の確定申告の目的は医療費控除です。ちなみに当方サラリーマン。年末調整で生命保険料控除とか、あらかたの申告は済んでいます。

 

国税庁サイトの確定申告書等作成コーナーにある「マイナンバーカードを利用してe-Taxをする方は事前にお読みください」のページを見ながら、パソコンでマイナンバーカードを使えるようにセットアップ。利用者識別番号の取得(e-Taxの利用開始の届出)をして、個人番号カードに登録されている電子証明書をe-Taxに登録します。

このあたり、僕はSEなので抵抗なくできるけど、一般の人にはちょっとハードル高いんじゃないかなぁと思ってしまいます。まあ指示通りやればできるもんではあるんですけどね。

 

 

あとは「申告書・決算書・収支内訳書等 作成開始」ボタンを押して、出てくる画面で必要事項を入力していきます。会社からでる源泉徴収票必須です。あと家族全員のマイナンバーも。(※実は田舎の親のマイナンバー番号分からなかったんだけど、なしでも受付けしてくれました。後から税務署のツッコミのないことを祈る)

 

 

ここから先の画面は世間様に個人情報さらすわけにもいかないので撮ってませんが、淡々と入力して行く感じ。マネー雑誌確定申告特集のページがあると心強いですね。僕は何度かこのサイトで確定申告しているので、今年もそれほど戸惑わずに入力できました。

 

思うのは源泉徴収票に記載されている収入や控除の情報の入力。これはすでに税務署に届け出ている情報なんだから、あたらめてこちらが入力するのもどうかと思うのですけどね。転記間違えもしそうだし。マイナンバーの導入を機に、自動で情報引っ張ってきてくれるように近い未来には改善してほしい。

 

で医療費控除なんですが、我が家の場合およそ50万の支払い(高っ!)。これから保険金で補填される金額を引くと約24.9万円。これだと医療費控除額が約14.9万円になります。この還付金は3万円ほどになりました。エクセルで医療費控除の明細書を一生懸命に作って、確定申告の入力頑張っての結果だから、3万円は相応の対価な金額な気がします。

 

出来上がった確定申告書は、従来なら印刷して医療費明細とともに郵送するところを、データの送信で終了。郵送の手間がない分、カードリーダ購入の出費があったというところです。

 

今年が初回のネット申請だったので、個人番号カードの取得とか、カードリーダのセットアップとか余分な作業があったけど、来年はその辺りがないからもっと楽になるはず。e-Tax、面倒でも面白い体験でしたよ。ネットだけで確定申告が完了するのは、確定申告してる人の夢でもあったと思うし。願わくば、来年は源泉徴収票の入力が不要になることを!

 

【本日の関連保有資格】

・マイナンバー実務検定2級

・FP技能士2級

・日商簿記3級


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